こんにちは、なかぶです。
突然ですが、東京から木更津って遠いですかね？
たぶん、東京・神奈川・埼玉と千葉県北部に住んでる人の多くは、「すごい遠い、通勤するなんて考えられない」という人が多く、千葉県南部に住んでる人の多くは、「そんなに遠くないよ、アクアライン使えば通勤もできるよ」と考える人が多いんじゃないかと思います。
そこで、今回は主な地点からの都心までの距離と時間を比べてみたいと思います。
※時間は通勤時間帯（8:00前後に到着する便）、距離は駅すぱあとの検索結果を小数第一位で四捨五入して掲載しています。
まずは、品川までの時間と距離。
木更津金田BTからはアクアライン経由の高速バスで31km、48分かかり、袖ケ浦BTからは36km、49分（金田通過便）かかります。
品川で同程度の時間がかかる鉄道路線を見てみると、
東海道線だと辻堂から48kmで50分
京浜急行だと金沢文庫から40kmで49分
京浜東北線だと新杉田から33kmで50分（乗り換えなし）
横浜線だと十日市場から40kmで49分（横浜から東海道線）
相鉄線だと三ツ境から26kmで49分（横浜から東海道線）
辻堂も金沢文庫も新杉田も神奈川県民にとっては普通の通勤範囲ですよね。
東京駅へはどうでしょうか。
木更津金田BTからは37kmで40分かかり、袖ケ浦BTからは42kmで48分かかります。
鉄道路線で同じくらいの時間だと、
中央線だと立川から38kmで47分
宇都宮線だと蓮田から39kmで46分
高崎線だと北上尾から40kmで48分
常磐線だと取手から43kmで50分
東急田園都市線だとたまプラーザから26kmで46分（大手町まで）
といったところですね。
こちらも普通に通勤してる人は多いと思います。
人気の田園都市線のたまプラーザと同じくらいの時間というのは、ちょっと意外でした。
（直通なんで、もっと遠くから来られると思ってました）
時間と距離は同じとおわかりいただけたかと思いますが、ほかに決定的な違いが２つあります。
１つは、快適性。
高速バスは必ず座れるので、同じ時間でも疲れのレベルが違います。
もう１つは料金。
上記の区間、JRだとだいたい800円程度、東急→メトロは442円ですが、高速バスは1,250～1,350円かかります。
ちょっと高すぎる感はありますが、料金では絶対に勝てませんね…。
こんな違いがありますが、通勤できない距離ではないということはお分かりいただけたでしょうか。
しかし、これだけ言っても、「海を渡る」ということの衝撃は大きいようで、頭ではわかっても感覚として遠く感じるんでしょうね。
こないだ初めてアクアラインのバスに乗るという人と羽田空港まで一緒に乗ったのですが、「羽田空港、めっちゃ近いっすね」
と言ってたので、一度乗ってもらえればわかってもらえると思うんですけど…。
ということで、木更津から通勤は決して遠くないよ（高いけど）、というお話でした。
ではでは～
